今年最後の鈴鹿サーキットスクールです。
この時期の鈴鹿は寒い。
その昔Fポンのテストを鈴鹿でこの時期にやっていたのを
思い出します。
今回はこの一年で生徒達が学んできた事の集大成を出し切る
のが目的。
この一年でそれぞれが何を学んできたのか。
そんな事をもう一度考えてもらう3日間でもありました。
卒業記念レースでは、あちこちで成長を感じさせる今年の生徒達の
熱いバトルが繰り広げられていました。
今回決勝で僕を見事にオーバーテイクし優勝を果たした
生徒は本当に速くなった。
初めて彼がこのスクールに入った頃の事を思い出すと、
なんだか感慨深い。
僕が冷静に判断しても見事な走りでした。
彼がこの先更なる高みに向かって走り続けてくれることを
切に願います。
生徒全員ががそれぞれの限界に挑み続けた一年。
色々な条件もありその成長スピードには差がありますが、
人としても確実に成長した彼らをこうして終了式にて見送る
事が出来るのを心から嬉しく思います。
今年は福島から参加してくれている生徒もいました。
震災後大変な状況下におかれている福島から毎回鈴鹿まで
通ってくれていた彼も今年大きく成長した生徒の一人です。
このスクールでの成長はその走りだけではありません。
もしかしたら親御さん達でさえ気づかない人としての成長を、
知らず知らずのうちに彼らは遂げています。
そんな福島から参加してくれている生徒の妹さんもお母さんと
共に毎回お兄さんの応援で鈴鹿まで足を運んでくれていました。
こうして家族が一つになり、大きな目標に向け懸命に頑張って
いる子供の姿を暖かく見守って下さっている姿には、やはり心
温まります。
今年このスクールから卒業した生徒達の今後の更なる成長と
成功を心から願っています。
今年も残りは本当に僅かになりました。
皆さんはやり残したことはありませんか?
2011年は全ての日本国民が、深く生について考えさせられた
1年でした。
これまでの常識の概念もある意味覆されてしまったのは、決して
僕だけではないはずです。
大地震後、今も尚数多くの問題と向き合い、戦い続けている
地域の方々がいらっしゃいます。
改めまして被害に遭われた方に対しお見舞いを申し上げると
共に、亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
今後も継続的に我々はこの問題に意識を向け続けなければ
なりません。
自身の事では、今年は色々な環境が本当に厳しい状況の中、
多くの方達のお力添えで今年5回目のルマン24への挑戦を
実現させる事が出来ました。
信じられないようなドラマの末、初めてこの目で見る事が
出来たチェッカーフラッグ。
改めてこのスポーツから学び、成長させられる事は多いと
感じる事が出来た今年の挑戦でした。
マシンとヘルメットには、震災後の日本に対し、世界からの
支援の和が広がる事を願い、震災に対するメッセージを掲げて
ルマン24を走らせて頂きました。
2012年も僕の挑戦は続きます。
しつこいようですが、諦めが悪い事だけが僕の取り柄。〈苦笑)
不惑を過ぎた僕の挑戦を、たまにでいいので気にかけて頂けると
嬉しく思います。
もう少しだけ、頑張りますね!
それでは、皆さん良い年をお迎え下さい!!